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高校の友人と久しぶりに会いました

先日、高校の友人と久しぶりに会いました。

 

「○○の怪我の回復祝いするけど、お前も来る?」

 

ある日、高校のころの友人から、電話でいきなりお誘いがありました。そもそも、○○が怪我をしていたことも知らなかったのですが。

 

僕の通っていた高校はいわゆる中高一貫の進学校で、東大京大なんかに行くのが半分当たり前なところで、お金持ちの子供やらオタクやらが多くて、まあざっくり言うと変な所でした。さらには男子校というオマケ付。当時は、「どういうオッパイの揉み方がベストか」について真剣に昼休みを丸々使って議論したこともありました。いい思い出です。

今になってみれば、だいぶと世間からズレた場所だったなあ、と思うのです。男子校や女子校出身の人って周りにいませんか?そういう人ってだいたい変ですよね。会社の女子校出身の先輩が、「6年間ものあいだ女子校で過ごすと、人類とは別の新種の生き物が生まれる。」と言っていました。

そんな場所で育った僕は、大学に進学してから自分のいた場所がいかに変だったかを思い知らされるのでした。最初は大学になじめず、みんながキャッキャウフフしている4月5月に「俺に近寄っちゃあ怪我するぜ」みたいなオーラを出していました。いい思い出です。

なんとかそんなことをしつつ、変な場所からの社会復帰を果たすころには、高校のころの友達とも疎遠になっていました。正直言うと、男子校出身のオタクっぽさが嫌いだったんだと思います。自分にもそういう要素があると思うと余計に。同属嫌悪?みたいなもんですかね。ガキですね。

 

そんなこんなで、しばらくの間ほとんど連絡とっていなかった友人グループと、去年の年末から2~3度会う機会があり、今回も誘ってくれました。ありがたいことに。

 

で、しゃべってたら、みんな昔と変わらず変。社会人5年目くらいで、だいぶ荒波に揉まれ、いい感じに浅漬けになっててもいいくらいなのに、引っこ抜きたて鮮度100%、みたいな感じ。おいおい、おまえどこ産だよ?産地直送?みたいな感じ。

でも、そんな変な人たちと一緒にいるのが、なんか妙に心地よかったんですよね。ルーツというか、なんというか。

 

会社では「自分はおかしいんじゃないか」と思うことがたくさんあります。うちの会社では「普通におとなしくしておくことがヨシ」みたいな雰囲気があって、普通じゃない一員の僕はすごく居心地が悪いんだと思います。

 

社会では「普通」であることが求められることが少なからずあります。

ただ、「変」であることは悪いことではないと思うし、短所でもあると同時に長所でもあります。最近になってそう思いました。

 

アップルのスティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学卒業式でのスピーチを思い出します。

 

ステイ・ハングリー。ステイ・フーリッシュ。

(貪欲であれ。愚か者であれ。)

 

究極の話、人類みんな変態かもしれません。

転職を冷静に考えてみる

とりあえず7月終わりごろに「よし、会社を辞める準備をしてみよう」と思ってから、いろんな本を読んだり、いろんな人と会ったり、今までとは違ったことをしてみたりしたのですが。

 

1ヶ月ぐらい、全然前に進んだ気がしないですね。笑

いろいろと考えれば考えるほど、サラリーマンってめちゃめちゃ恵まれてるな、安定って大事だな、と痛感します。

今もらってる手取り+いろいろな社会保険料やらなんやらを自分の手で稼ぐって、並大抵のことではできないな、と。そんな給料を、価値ある仕事をしてるのかどうかわからない現状で、毎月定期的に振り込んでくれるって、会社ってなんて親切なんだ、と。

ただ、逆に言えば、その安定以外に僕にとっては会社のメリットってないな、ということにも気づきました。

 

ビジネスマン向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)大手の米リンクトインの世界26カ国に対する調査結果では、日本のビジネスマンは転職に消極的で、現在の仕事に対する満足度も非常に低いという実態が明らかになったそうです。この調査に似たような調査でも、同じような結果が多いとか。

 

これは、おそらく「転職はリスクがある」「転職をすると確実に年収が減る」「転職は一般的ではない」などの固定観念が蔓延している(実際にそうかもしれないけれど)ことによる、潜在的な不満によるものではないかな、と思います。選択できないことに対するフラストレーション。

 

『適材適所』という言葉もあるように、人には向き不向きがあり、人によって輝ける場所も違えば、それを自分で完璧に把握している人も稀でしょう。

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先日ドルトムントに復帰し、復帰戦ですばらしい活躍をした香川真司選手も、マンチェスターユナイテッドでは不毛の時代をすごしました。それは、マンチェスターユナイテッドのサッカーが完全なる「個」のサッカーで、連動性やチームプレイが少なかったことや、自らの得意とするプレーやポジションをさせてもらえなかったからだと思います。

結果的に、ドルトムントに戻るという選択は香川選手にとって正しかったと言えるかどうかはまだわかりませんが、昨シーズン0ゴールだったのに対して、早速1試合だけで1ゴール。おそらく、香川選手にとってはやはりドルトムント、ドイツサッカーが「適所」なのだろうと思います。

 

サラリーマンも、同じような状況ってきっとあるんじゃないでしょうか?それが部署だったりする場合もあるかもしれませんが、やはり、風土やビジョン、文化といったものの影響は大きいと思います。思い切ってリーグやチームを変えてみたほうがうまくいくこともきっと多いと思います。

そういった選択がなんとなく「悪」であるような風潮が日本や日本の企業にはあるような気がします。もっともっと社会全体が転職や職を変えることに対してフラットになればいいな、と思います。同じ仕事を続ける人も、職を変えてがんばる人も、平等になればいいな、と。

 

とはいえ、今はこの日本でこの状況の中でどうしていこうか、と考えないといけないですけどね。

 

僕の中では、同じような志を持った仲間を見つけたいな、というのが今のとりあえずの目標です。何をするにしても、やっぱり「仲間」がいないと、続けられないよね、と思っています。

続けることのむずかしさと続けるために必要なこと

何かを始める、何かをやめる、何かを続ける。

 

一番難しいのは、「何かを続ける」ということ。僕も、2年後に会社を辞めるためにいろいろと準備をしよう、と思っていますが、2年間それを続けることが一番難しいだろうな、と感じています。

自分の意志の弱さに対して常に「このクソ野郎め!ゴミクズ!」と苛め抜いて十数年が経つのですが、これは自分だけではなくみんなそうなんだ、ということを誰かと呑みながら気づかされることが最近多々ありまして。少し安心はしているのですが。

僕は、学生時代まとまった時間を運動部に所属してた、とかではないので、そういう人よりも地味な作業を継続する、という能力は低いのです。たまに、本当にストイックに同じことを繰り返せる人を見ると、心から尊敬の念があふれて止まりません。蛇口壊れっぱなしです。

「続ける」技術

「続ける」技術

 

そこで、 ≪「続ける」技術≫ という本を読んでみたのですが、何かを続けるのが難しいのは、その対象行為よりも手軽で即効性のある代替行為が存在することが原因だそうです。

例えば、「健康のために毎朝ランニングをしよう」という行為の報酬は、「続けたことによる体調や体型の改善や、気分的なリフレッシュ効果」ですが、「二度寝をする」という行為によって、より手軽に「二度寝の快感」という、前述の報酬と同等の報酬が得られる場合、人間はどうしてもそちらに流されてしまうんだとか。

つまり、世の中には代替行為が満ち溢れていて、人間が手軽で即効性のある快感を与えてくれる行為に流れるのは、仕方がないことだ、と。

 

では、その「続けられない」理由を踏まえながら、「続ける」ためにすべきことは何か。それは、以下の2つにまとめられます。

  • 代替行為を物理的に実行不可能な状態にする
  • 対象行為に対して更なる即効性のある報酬を付け加える

つまり、「代替行為を減らして(もしくはハードルを高くして)、対象行為の報酬を増やそう」ということです。それだけ。

もう少し「続ける」ということに対して踏み込んでいろいろと考えていきたいのですが、とりあえずそれだけを意識していれば、少しは何かを続けやすくなるのではないかと思います。

 

それを意識し続けることが難しいのかもしれませんが。

胸が大きいほうが二階堂ふみ

映画が好きで、週に1本は映画を観ているのですが、昨日は園子温さんの『地獄でなぜ悪い』をDVDで観ました。キャストの一人、星野源が好きなので、その関連で。


その中で出てくるヤクザの娘のヒロインが可愛くて。

誰だろうと思って調べてみると、「二階堂ふみ」さんでした。

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この役はそこまでではないんですが、この人、宮崎あおいさんにそっくりなんですよ。

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どうですか?トゲがありそうなのが二階堂ふみさんで、なさそうなのが宮崎あおいさん。宮崎あおいさんの映画も観たことがありますが、個人的には二階堂ふみさんのほうが女優としてはクセがあって好き。

 

それでもう、二人を見分けるのはここしかないな、というのが、おっぱい

 

胸が大きいほうが二階堂ふみ

胸が大きくないほうが宮崎あおい

 

失礼な話かもしれませんが、これしかないんじゃないか、と思います。実際映画を見ていただいたらわかるんですが、二階堂ふみさん、おっぱい大きいんです。

まあ、大きければいい、っていうわけではないんですが、なんでこう、大きい=強い、みたいな感覚を持ってしまうんでしょうね。これはもう不思議としか言いようがない。実際は小さいほうが好き、っていう男も結構大多数いるような気がするんですが。(僕はどちらも好きですが)

 

ちなみに、映画は血がドバーッ!っていうのが結構多くて、ちょっと気持ち悪くなってしまいました。内容はバカっぽくて面白いんですが、苦手な人も多いんじゃないかな。。。

『大企業病』というほとんどの日本の大企業が抱える問題

会社に対して「何か違うな」と感じ始めたのは、働き出してから自分の仕事が1周した2年目の秋ごろから。

僕は配属されてからずっと経理をしていて、最初の仕事は各部署の経理的指導と予算だった。1年目の夏終わりごろに配属されて、それから1年間は学ぶことが多くて、できることが増えたり、わかることがだんだん増えて頼られるようになっていくのが楽しかったし、やりがいもあった。

正直言うと、「経理の仕事は一番したくないです」と配属面談で言っていたし、配属されてからもずっとその気持ちは変わらなかったけど、数学的センスはある方で、物事を論理的に考えるタイプだから、仕事はあってるといえばあっていた。

それで、2年目。

1年間は必死に勉強しながら作業していたから、2周目はある程度仕事の意味や改善点、次の担当者のことなども考えながら仕事をやろう、と思って、いろんな工夫をしてみた。当時の僕は、それによって、上司や関係者から褒められたり、叱られたり、ということを想像していた。でも、実際は、ただなんとなく苦い顔をされるだけ。

 

「なぜ前例を変えるのか?」

 

当時は、もちろんそういった空気を出したりする人に対して、反発していた。「なぜ時代も制度もシステムも仕組みも変わっていく中で、化石みたいな無駄なことをし続けるのか?」「普通に考えたらわかることではないのか?」「考えながら仕事をしていないのではないか?」と真剣に考えていた。

それから3年くらいが経って、自分なりにいろんなことを考えた。その間、自分の仕事に対するプライドはあったから、目の前の仕事はキチンとやったし、それが評価されて大きなプロジェクトにいくつか関わらせてもらい、社内では「経理のエリートコース」と呼ばれる税金の仕事にも選ばれた。(その代わり、結構いろいろと好き勝手やってきたけれども。)

その中で管理職や役員と接する機会も多くなって、会社の仕組みも少しずつ分かってきて、分かったことは、

 

「前例をそのまま踏襲することが大企業で生き残る上で一番得」

 

ということ。自分の会社では、小さな成功はあまり評価されず、大きな成功はあるべき場所に政治的に利用される。そして、失敗はかなり大きく評価にかかわるか、闇に葬り去られる。そういった組織の中で、必要なことは失敗を減らす、もしくは自分以外のせいにするために前例を踏襲することと、政治力を磨くこと。だから、利口であればある人ほど、会社で生き残る術を実践していた。僕は利口ではないからそうなれないと思うけど。

 

そのころ『ソニーをダメにした「普通」という病』を読んでいて、その病気が、自分の会社だけではなかったことを知った。

ソニーをダメにした「普通」という病

ソニーをダメにした「普通」という病

 

日本の企業はどうしても大きくなると、守るべきものが増えて衰退してしまうんだろうと思う。実際に、TOPIX CORE 30という時価総額流動性の高い「いわゆる大企業」の株価指数は、2002年から2012年にかけて、24%も下がっているとか。

 

そして、この病気の厄介なところは、「人」ではなく「組織」が患っている、というところだと思う。日本の教育、歴史、政治、経済、などいろんな要素がからんで、個人の力でどうこうできないところまで来ているのではないか、と思っている。

 

少し前に、『半沢直樹』がドラマで流行りましたね。最新版が先日発売され、僕も購入しましたがまだ読めていません。

銀翼のイカロス

あのドラマがここまで流行ったのは、やはりそういった『大企業病』をみんなが「おかしい」と思っている、でも、それを誰にもどうにもできない、ということも分かっているからではないかな。

 

個人的には、こういった病を抱えた組織で、優秀な人がその才能を発揮することなく、「利口に」働き続けなければいけないことがすごく歯痒い。もったいないと思う。そして、そういう人はそういった企業では「損な」役回りをすることが多いのではないでしょうか。

そういった「損な」役回りをする人が、もっとイキイキと生活でき、社会がうまいこと回っていく仕組みづくりをどうにかできないものかな、と考えています。

僕もいつかは倍返しだ!

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