20代サラリーマンが脱サラを目指すブログ

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転職を冷静に考えてみる

とりあえず7月終わりごろに「よし、会社を辞める準備をしてみよう」と思ってから、いろんな本を読んだり、いろんな人と会ったり、今までとは違ったことをしてみたりしたのですが。

 

1ヶ月ぐらい、全然前に進んだ気がしないですね。笑

いろいろと考えれば考えるほど、サラリーマンってめちゃめちゃ恵まれてるな、安定って大事だな、と痛感します。

今もらってる手取り+いろいろな社会保険料やらなんやらを自分の手で稼ぐって、並大抵のことではできないな、と。そんな給料を、価値ある仕事をしてるのかどうかわからない現状で、毎月定期的に振り込んでくれるって、会社ってなんて親切なんだ、と。

ただ、逆に言えば、その安定以外に僕にとっては会社のメリットってないな、ということにも気づきました。

 

ビジネスマン向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)大手の米リンクトインの世界26カ国に対する調査結果では、日本のビジネスマンは転職に消極的で、現在の仕事に対する満足度も非常に低いという実態が明らかになったそうです。この調査に似たような調査でも、同じような結果が多いとか。

 

これは、おそらく「転職はリスクがある」「転職をすると確実に年収が減る」「転職は一般的ではない」などの固定観念が蔓延している(実際にそうかもしれないけれど)ことによる、潜在的な不満によるものではないかな、と思います。選択できないことに対するフラストレーション。

 

『適材適所』という言葉もあるように、人には向き不向きがあり、人によって輝ける場所も違えば、それを自分で完璧に把握している人も稀でしょう。

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先日ドルトムントに復帰し、復帰戦ですばらしい活躍をした香川真司選手も、マンチェスターユナイテッドでは不毛の時代をすごしました。それは、マンチェスターユナイテッドのサッカーが完全なる「個」のサッカーで、連動性やチームプレイが少なかったことや、自らの得意とするプレーやポジションをさせてもらえなかったからだと思います。

結果的に、ドルトムントに戻るという選択は香川選手にとって正しかったと言えるかどうかはまだわかりませんが、昨シーズン0ゴールだったのに対して、早速1試合だけで1ゴール。おそらく、香川選手にとってはやはりドルトムント、ドイツサッカーが「適所」なのだろうと思います。

 

サラリーマンも、同じような状況ってきっとあるんじゃないでしょうか?それが部署だったりする場合もあるかもしれませんが、やはり、風土やビジョン、文化といったものの影響は大きいと思います。思い切ってリーグやチームを変えてみたほうがうまくいくこともきっと多いと思います。

そういった選択がなんとなく「悪」であるような風潮が日本や日本の企業にはあるような気がします。もっともっと社会全体が転職や職を変えることに対してフラットになればいいな、と思います。同じ仕事を続ける人も、職を変えてがんばる人も、平等になればいいな、と。

 

とはいえ、今はこの日本でこの状況の中でどうしていこうか、と考えないといけないですけどね。

 

僕の中では、同じような志を持った仲間を見つけたいな、というのが今のとりあえずの目標です。何をするにしても、やっぱり「仲間」がいないと、続けられないよね、と思っています。